宝塚ブログ・お茶の間タカラヅカ

ときめきがいっぱいの宝塚は人生の潤いです

柚香光氏の蠱惑的ウィスパーボイス

と、勝手に思い込んでいる自分です。(私は好きです)

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前回長々とブルーレイ感想を書いたときには 「柚香さんの感想は皆様におまかせ」な方向だったのですが、15日に見られると信じている東京公演千秋楽ライブ配信に向けての予習復習的に、少々思い出してみたいと転換してしまいました。

 

はいからさんが通る」原作ファンの自分としては、今回の再演は多大なる期待と思い入れでお待ち申し上げていたのです。なのでものすごい気持ちが溢れかえっているんです。止めどない思いが・・・しつこい。

 

大前提として。

公演全体を本当に楽しく観劇し、少女漫画の世界の舞台化にどっぷりハマリ、れいはなコンビに萌えに萌えて、余計な解釈なんて必要なく楽しめる作品でした。

その上で、グッと引き込まれる演技を見せてくださる柚香光さんと華優希さんへの愛に充ち満ちた感想が溢れに溢れまくった状態・・・ということなのです。

 

そして少女漫画を見るときにありがちな主人公への同一化現象。

はなちゃんの紅緒は最強に可愛く、今回の「一人の女性としての成長」をそのまま素直に真っ直ぐ受け止めさせていただきました。悩み葛藤しながら紅緒さんを生み出したと思います。そして舞台で紅緒として生きるのは多大なエネルギーが必要だと思います。一人の観客としてはなちゃんにお礼申し上げます。紅緒を生み出してくれてありがとう!

 

結構ややこしいキャラである伊集院忍少尉。

原作ファンの自分は鬼島軍曹からのぉ~青江冬星編集長派だったのに、宝塚版では柚香さんの少尉に秒殺されました。イチコロでした。

なので『柚香少尉』から受けた“演技解釈”は「あれはこういう思いでされた表情なのだろう」と嬉々として想像や分析したりして、SKY STAGEの『NOW ON STAGE』や『突撃レポート』で補完していました。

歌劇9月号の『楽屋取材』で、自分的に一番気になっていた場面(紅緒からビンタくらう→お歌→少尉の感情の流れ)から受けた感想がほぼ正解していて安堵し、その流れから花村家のお庭で再会時の少尉の笑顔(神様からのギフト感)に強く同意していました。

 

原作では『レディキラー』の異名を持つ少尉ですし、最初は紅緒に対しては義務的で冷たさも感じる所、柚香少尉は最初から花束抱えて意外とロマンティスト。恋愛感情が無くても紅緒を見る眼差しが優しい優しい。

さすが宝塚。乙女(?)の心を上手にくすぐりますよね。小柳先生のまさに思うつぼな自分です。

そんな柚香少尉は宝塚大劇場千秋楽で、感情の大爆発。いろいろな想いが炸裂した結果だと思いますが、そこまで昂ぶってたら紅緒さん泣けませんから。( はなちゃんの瞳は大いなる愛で満ちておりましたよ。)母性本能くすぐる柚香少尉です、まったく。可愛らしい・・・。

とりあえず観ているこちらはもう「はいからさんが通る」の世界に引きずり込んでいただきありがとうございます、としか言えません。

これがブルーレイに記録されているのですから。元が取れるくらい見てしまうと確信しています。

 

そしてブルーレイを見てしまったら、配信された東京公演を上書きしてしまうかと思っていましたが、これが結構そうでなくて。反対に東京公演が鮮明に思い出されています。

東京千秋楽を(配信で)観る事ができた時に、最初の東京公演が上書きされそうです。

その前に脳内整理して、宝塚と東京の比較をしてみたいと思います。

 


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