宝塚ブログ・お茶の間タカラヅカ

ときめきがいっぱいの宝塚は人生の潤いです

東京「はいからさんが通る」の予習復習

宝塚には、銀橋と階段飾りが必要だ。

(ちょっと『CASANOVA』風)

 

やっぱり舞台の厚みも変われば、華やかさも断然違いますね。

ブルーレイ映像の唯一残念なところはノット銀橋な所でしょうか。なので東京公演の配信を観た時は本当に嬉しかったです。

あと、配信映像は役替りになっているせいか全体や、各キャラの表情変化のシーンをよく映してくれていたので、観れなかった所やブルーレイでも映っていなかったところが見れて良かったです。蘭丸(聖乃あすかくん)の切ない表情とかキュンとしました。

 

ここからは完全に自己満足な感想です。次も注目して観たいなとか思ってる所とか好きだった所とか。とことん好きです「はいからさんが通る」。

宝塚参考:千秋楽ブルーレイ・タカラヅカニュース

東京参考:10月24日ライブ配信(記憶力頼み)・タカラヅカニュース

 

 

レディキラーな少尉がいたかも!

プロローグ後の小石川の場面。女学生たちにキャッキャウフフされて、少尉は敬礼してハハッて声出して笑っていましたよ。宝塚ではせいぜい「フッ・・・」てな程度だったような・・・。原作少尉は女性にモテてる自覚と自信満々なので、柚香少尉も東京でちょっぴりチャラさが増しましたか?それとも配信の時たまたまなんですかね、どうなんでしょう。

 

 

はなちゃんの素振りお稽古の成果が!

少尉と剣道対決の時、はなちゃん(華優希さん)の竹刀からブンッて音がすごく聞こえてびっくりしました。おうち時間中My竹刀で練習されてらっしゃいましたものね。

少尉が竹刀を構える動作が眠狂四郎。残像が見えてかっこいい。

余談ですが、二幕で少尉が高屋敷さんに軍刀を突きつける場面。お稽古映像の時から思っていましたが、すごいスピードとぶれない安定感に惚れ惚れしていました。(居合いを見てみたい!新撰組三番隊組長 斉藤一で見てみたいです!)

柚香さんのダンスで拝見する瞬発力と筋力に裏打ちされた動作ですよね。いつでも見るのがとても好きな場面です。余談の方が長い。

 

浅草にリーダーと印念中佐が!

目が足りない浅草。でも私、東京プログラムを購入して予習していたんです!見つけてたんです。高翔みず希組長と優波(慧)くんの名前を!

高翔組長は念願の浅草出演ですよ!(3月時点の柚香さんとのお稽古場情報byタカラヅカニュース)是非とも見つけねばと目を皿のようにして浅草見ていました。で、たぶん演奏コンビですよね。下級生の子たちと違って帽子を目深にかぶってましたけど。(お二人の特徴的な眉が見えないように?)これが役替りサプライズ!

ここの少尉の萌えポイント。軍帽を被った瞬間に軍人のお顔に切り替わるところ。暴れる紅緒の腕を掴んでもぶれない上半身。

 

大好きな『花嫁修業』の伊集院家

小柳先生遊びすぎ(笑)。伊集院家のノリが完全に吉本新喜劇化。槍のドンッでとうとう紅緒と牛五郎(飛龍つかさくん)まで跳ばせるとは。その後の「え?」てな感じで足下を見るはなちゃんの動きが可愛い。

如月(鞠花ゆめさん)に「シャーッ!」とされてビクッとするはなちゃんの後ろ姿がとても可愛かった。本当に可愛いかった。 

柚香少尉が楽しんでるソファーの場面がエスカレートしている。千秋楽はどこへ到達してしまうのか・・・少々恐ろしい。でもニヤけてしまう。

ニヤけると言えばサンドイッチ。はなちゃんの可愛いさは異常。暗転前の柚香さんの表情が宝塚の初日開け配信からどんどん変化しているので(最初の頃の「おやおや」的な笑顔から、戸惑いの表情への変化)萌えポイントになっています。

 

極寒の地シベリアが見えた

変更点が目立ったシベリア出兵。写真の回し見とか、少尉が軍帽被ったままだったとか。(「僕の・・・マリンカ・・・」で気付いた。遅い。)余談ですが、長髪の日本兵が多いですね。

白い喪服の紅緒が神々しくていつもグッとくるのですが、東京配信では冴月瑠那さんの紅緒パパに本気で泣きそうになりました。はなちゃんの台詞であんな反応していたんだ!と初めて知る衝撃!見れて良かった!ずっと覚えておこう!本当に冴月さんかっこいい!!紅緒パパの後妻になっても良いとか思えた背中。

そして最大の変更点。リアルに凍死寸前の少尉。それも蘇生可能ギリギリの。ガチ。怖いほどガチです。

いつから演技変更したんでしょう。東京初日映像ではまだ深手の傷状態でしたが。そしてあの演技変更は小柳先生の指示なのでしょうか。それとも柚香さんの心情の変化?

 なんにせよ、コレで花村少佐の「雪に覆われ~」と二幕ミハイロフ侯爵の「吹雪の中、僕の命を~」の台詞に合わせた一連の流れが。

そして配信ではベルトに挟んでいたマリンカが落ちるというハプニングもありましたが、それを逆手にとった見事な演技を柚香さんが見せてくださって。(膝に当たって良かったですよね。)“愛してる”の歌詞に合わせて口元に持って行った時は鳥肌ものでした。そして最後まで硬直した身体で。

深手と凍え、どちらの演技も素晴らしいですが、もう一度観たいのは・・・こっちの凍死寸前の方かも。演技の中にもあのリアルさ。生で観てみたかったです。

 

とても長くなりました。一幕だけでこの長さ。二幕は次にします。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 


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