小川理事長の新春インタビュー②
前回の続き的に。宙組で少々興味深いお話がありましたので。
小川理事長が『アナスタシア』について「３～４年前から（構想を）練っていて、海外（のカンパニー）へ出資をして公演（の著作権）を取得していた」とおっしゃっていました。
３～４年前。ようするに真風涼帆さんのトップ就任前に計画されていた話なので、当然真風さんのトップ任期は就任前の段階で６作品以上と決まっていたことになりますよね。（『アナスタシア』は宙組・真風涼帆主演で公演する大前提）
お披露目の『天は赤い河のほとり』を真風＆星風まどかコンビでするというのも決まっていたので（ユーリはまどかちゃんで決まっていた）、これまたまどかちゃんの任期が宙組の『アナスタシア』のタイトルロールで６作品以上というのも決まっていたことになります。
コロナで全組１作品ぶっ飛んでいますが、作品数でなく年月で去就を決定したパターンもあるのでしょうか･･･例えば華優希さんとか･･･どうなんでしょう。はなちゃん、“れいはな”でもっともっと観たかったです･･･。
う～ん･･･トップ人事をどれだけ前から決めていっているのかがよくわかる理事長の興味深いお言葉でした。まどかちゃんが『アナスタシア』で“退団”ではなく“専科移動”を選択、というのがこの時点で決定事項だったとは思えませんが、とりあえずトップ娘役としての任期は決まっていたと。で、真風さんの任期がアレですね。『アナスタシア』宝塚の千秋楽では何も発表がありませんでしたので、次作は潤花ちゃんとの再婚お披露目だけということになります。多分。歌劇１月号の表紙に真風さんでしたので年内の退団はおそらく無い方向で･･･。なので真風さんの任期は８作品以上となるのでしょうか。シャーロック・ホームズの後はどのようなお役がやってくるのでしょう。ファンの方がご覧になりたいお役、そして真風さんがやりたいお役ってなんでしょう。
今回のディミトリ、とても素晴らしかったですよね！配信の映像でしか観れませんでしたが長身の男前ですし、生きるための詐欺師なので優しさも見え隠れし、歌唱力も素敵で本当にまどかちゃんとお似合いで･･･。うっ･･･私的にはやっぱり相手役さんが在団での離縁＆再婚はちょっとモヤモヤ･･･。もちろん潤花ちゃんに罪はありません！！かのちゃんも長身だし、バレエで培った手足も長いですし、真風さんとだとダイナミックコンビとかになるのでしょうか。
トップ人事と言えば、娘役さんに関しては水物ですので（トップさんとの相性、好み、勢い、思っていたように育ったor育たなかった等々）、なによりも男役さんと違ってタイミングの問題が一番だと思います。もしかしたら朝月希和さんも、2017年の『ひかりふる路』で雪組に組替えというのは次期トップ娘役候補に挙げられていたのかもしれませんね。花→雪→花→雪と、コロナも関係してるかもしれませんが本当に大忙しです。
音楽学校からトップ娘役（候補）の育成は始まっていますが、新人公演が今はお休み中なので･･･、あ、これも理事長が「春頃から」復活を望まれている発言がありましたけれど、２度目の緊急事態宣言が出ましたし、今後もまだちょっと難しいかもしれませんね。娘役さんだけでなく、若手育成の場が減っているのが痛いです。
なので今後のバウ公演や外箱公演では、若手男役さん＆娘役さんの扱いが気になるところです。
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