宝塚ブログ・お茶の間タカラヅカ

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観劇してきました(ネタバレ)②『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』

 

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前回、収録回だったのでDVDかしらと書いてしまいましたが、そんなことありえなかったですよね。おそらく一番可能性の高いのがSKY STAGE放送分の収録ですよね。ここで訂正とお詫びをいたします。早合点して申し訳ございませんでした。

それでは“サラッと感想”の続きです。自分がツボった所中心です。

 

グロスター公(リチャード3世)の優波慧くん。

曲のイントロ部分が流れてきた瞬間「優波くん(敵役)キターッ!」と断言できました。もうね、ベタですよ。ベタ。そして照明とのコラボ。「来るぞ、来るぞ、キターーーーッ!!」の登場の仕方。スポットライトの先には間違いなく優波くんでした。そしてこのベタさ加減、大好きです。悪役のテーマソングだけでご飯3杯いけます。リチャード3世のDNAゲノム解析では金髪青い瞳の結果らしいのですが、悪役としての黒髪黒装束の優波くんは格好良かったですね。政略がメインとは理解していますがアン・ネヴィルの事が大好き設定(執着心とも言いますけれど)も可愛らしい。優波くんが美羽愛ちゃんに指輪を贈った話を思い出し(タカラヅカニュースお稽古場レポートより)、にんまりしながら観ていました。

 

●アン・ネヴィルの美羽愛ちゃん。

なかなか登場しないのでまだかなまだかな~とずっと思って待ちわびました。登場の時から大人な女性を演じていて、声色も調子も良いです。私、愛ちゃんの少し垂れ目系のお化粧が大好きなのです。そして小さい所も好き。可愛いです。登場の時にちょこっと顎を上げ気味に目を伏せがちにしていたように見受けられ、良い感じだなぁ~とか思ってしまいました。学年的にとても難しい配役だったと思います。政局に翻弄されリチャード3世との子供は10歳くらいで亡くし、アン自身も翌年若くして病死します。この公演ではあっという間の人生なので説明不足な上、アン自身の死も亡霊の仲間に入っての表現とかなので本当に難しかったと思います。でも頑張ってた!息子の死を巡ってリチャード3世との掛け合いは本当に良かったと思います。特に間が良かった。

フィナーレでは、聖乃あすかくんと星空美咲ちゃんとのダブルデュエットを少しの間ではありましたが、優波くんとされていて嬉しかったです。その後聖乃くんたち二人を見守りながら捌ける所も柔らかい雰囲気でとても可愛らしかった。あ、そのダブルデュエットの時に、優波くんが振りの途中で愛ちゃんを見下ろす瞬間があったのです。それがまたとても私的にはツボで。身長差萌えです。ご挨拶のポジションは学年&配役で2番手娘役とは違う立ち位置でしたけれど、メイン配役ですし、コロナ前でしたらNOW ON STAGEにギリ入っていたのではないでしょうか。

 

●トマス・スタンリー卿の一之瀬航季くん

イケオジ設定でしたね。背もお高いですし、がっちり系の大人男性役はお似合いでした。新人公演の主役、やっぱり観たかったです。美味しいお役で出番も多く、それでも同期の聖乃くんとはなかなか一緒にお芝居がなかったので、最後に聖乃くんへ王冠をかぶせてあげていたところは「やっと!」という思いで一杯でした。

 

●ヘンリー・スタッフォード(バッキンガム公)役の希波らいとくん。

赤毛とお衣装の色合い的に、ついつい「キ・・キルヒアイス」とかが第一印象になってしまいました。それにしてもお顔が小さく背もお高いので(11等身・・・)目立つ目立つ。役柄はかなり軽くて陽気な設定。なので最後の場面とかの(設定の)折り合いが難しかったのではないかと。本来ならアン・ネヴィルの父と同じように、グロスター公にとってのキングメーカーに近い人物でも良いのですが、お芝居の中で唯一の笑い場面(?)になっていたように、彼は母方ばかりに王位継承の血があるために王冠に近いようで全く遠い人物のため、竹田先生もポジショニングとか頭を悩ませた役ではないでしょうか。

 

●マーガレット・ボーフォート(聖乃くんママ)役の春妃うららさん。

13歳でヘンリー7世をお産みになられていらっしゃるのでお若くて美しい設定がよくお似合いでした。そして公演解説にも書かれているので出番が結構多く、ラストにバッチリ幸せアピールができるので美味しいお役だったと思います。何が嬉しいって、大勢口の娘役さん&聖乃くんのフィナーレダンスの途中で、聖乃くんからエスコート受けてデュエットダンスを踊るところですか。うららちゃんが大切に扱われていて本当に良かったです。私、うららちゃんのダンス(特にピルエット)は大好きです。

 

●ケイツビー役の峰果とわくん

美味しいお役でした。チェーザレにとってのドン・ミケロット。もっとヘイスティングス卿(冴月瑠那さん)の側で見張り役に徹するかと思っていましたが(最初の人物相関図ではそうしてました)、意外と最初から最後までリチャード3世の側でお役目頑張ってました。陰の功労者です。最後まで忠誠を誓う姿は涙無くしては観られません。

 

●ジャスパー・テューダー役の高翔みず希組長。

組長無くしてこの公演は成り立たないでしょう。それぐらいの存在感です。高翔組長がいればこその場の締まりでした。物語イントロの語りも組長。舞台の端で立たれているだけでも場面が成立です。本当に素晴らしかったです。
 

●竹田悠一郎先生

難しい題材に手を出されましたよね~。小川理事長の新春インタビューで理事長がサラッとおっしゃっていたように、劇団サイドとかなり脚本でいろいろあったと思います。それにヒロインを舞台稽古まであえて明確に宣伝しなかったところも。

内容的には、私は薔薇戦争のこの時代(リチャード3世)は結構理解があったので、物語の抜け抜けな場面も脳内補完できて大丈夫でしたが、全くの白紙でご観劇された方々には結構つらい題材だったと思います。登場人物は(登場しない人も)次々死ぬ(殺される)し、その理由や死に方も説明不足ですし。けれど史実でも(政略結婚だけれど)仲がよろしかったヘンリー7世とエリザベスなのでハッピーエンドは良かったですね。

フィナーレとかも拝見するに、竹田先生は聖乃くんをかなり応援しているご様子(同期愛?)。そしてロマンティストでしょ?薔薇の花、コロナが無ければ客席に投げさせてたかもしれない・・・とか思いました。

 

おおざっぱですけれど感想はこれくらいで。バウホール公演を観劇したのは本当に久しぶりでしたので、とてもとても新鮮でした。


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