宝塚ブログ・お茶の間タカラヅカ

ときめきがいっぱいの宝塚は人生の潤いです

覚悟はできていました。『花組 退団者のお知らせ』

 

怒濤の公式お知らせラッシュ。とはいえ同時発表しなければならない内容ばかりですので当たり前といっては当たり前なのですけれど。

語りたいことが山ほどありますが、一度には無理ですので順を追って少しずつ。

まずはこちら。

kageki.hankyu.co.jp

タイトル通り、覚悟は出来ていた今回の『花組 退団者』。

瀬戸かずやさんの退団、本当は考えたくは無かったです。けれど目はつぶったままではいられない。タカラジェンヌには見えないけれど期限があるのです・・・。だからこそ美しい。これが繰り返されて続いてきたのが宝塚の歴史ですから。

永久輝せあさんがVISAを背負って花組に組替えと発表された時から、私だけで無くおそらく多くの皆様が考えていたであろう瀬戸さんの去就。ただ、コロナで公演にイレギュラーが発生した時、そして華優希さんの退団発表がなされた時に、私の中で度々“その時期”が2択をウロウロしておりまして。

後に書こうとおもっている内容に繋がるのですが、私の中では本来はなちゃんは柚香光さんとの(できれば)同時退団を望んでいましたので、『はいからさんが通る』が始まった頃は、はなちゃんの前に瀬戸さんはご卒業されるのではなかろうかと思っていたんですよね。

ただ、正2番手としての扱いも(2番目扱い・・)、羽根も背負われていらっしゃらないので、元月組の美弥るりかさんのようにはならない(単独サヨナラショーが無い)覚悟をしなければならず、同時に「花男をここまで受け継いで下さった瀬戸さんへのはなむけが無いなんて考えたくない」と感情的になっていたのです。

しかしビックリのはなちゃん退団発表。これで瀬戸さんがはなちゃんと同時だと、「サヨナラショーがはなちゃんと一緒にできる。でも正2番手で羽根を背負って大階段を降りてきて頂きたい!」と切に願うようになりました。まずはこれが一番の望みです。

ただ、柚香さんのメンタル面を鑑みて、瀬戸さんをはなちゃんと同時にお見送りできるだろうか・・・と、勝手に何様目線な態度で心配もしておりました。本当に何様。

なので、瀬戸さんがはなちゃんの次に退団されるとしたら・・・との選択肢も考えていました。勝手に。そうすると、これまた後に書くかも知れない内容に関連するのでココでは(長くなりますから)割愛しますが、ややこしい展開になるだろうからはなちゃんと同時の可能性が高いのかもなぁ・・とかに行き着いていたのです。

そこで、“宝塚GRAPH 2月号”表紙の発表です。これで「ああ・・同時なんだろうなぁ・・」と確信と覚悟ができたのです。(その2月号の表紙&他と柚香さんとのDuet Danceの写真を見て号泣したのは私です)

主な配役で瀬戸さんが入った時、本当に嬉しかったんです。「もしかしたら正2番手として羽根を背負われるかもしれない!」と。同時に「どうか凪七瑠海さんが“蓋”とか嫌な役目をさせられませんように」とも思いました。

アウグストゥス-尊厳ある者-』の集合日が怖かった。戦々恐々でした。

 

上に、何様目線で柚香さんの事を書きましたが、明日海りおさんの時代とコロナ前には本気でそう思っていました。柚香さんは良くも悪くも繊細過ぎる、と。そこが魅力でもあるのですが。

でも、コロナでご自身の「お披露目」(しかもその時にははなちゃんの退団を受け止めていらっしゃった)という大きな公演が延び、さらに中断という事態が起きた時、柚香さんは大きく、それこそ1段や2段ではなく、3段も4段も飛躍的にご成長されたのを感じました。またしても何様目線で偉そうですが、本当に感じました。私でも思うのです。長年柚香さんを応援されてこられた皆様にはもっともっと感じられたことでしょう。それは花組ポーズひとつとっても感じられた事でした。『はいからさんが通る』の事ではなく『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』でされなかった事です。

多分もう大丈夫。気持ちは別でも、もう大丈夫。今のNEW柚香さんなら大丈夫。花組トップ柚香光さんとして、立派に瀬戸かずやさんを送られることでしょう。・・私は大泣きしますけれどね。

冴月瑠那副組長は「あ~・・やっぱり」でした。偶然か合わせてかは、私なんぞには計り知れませんが、瀬戸さんと一緒の気がしていました。 


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