宝塚ブログ・お茶の間タカラヅカ

ときめきがいっぱいの宝塚は人生の潤いです

彩風咲奈さんがアルヴィーゼ・グリッティに

 

歌劇団の冒険的な発表がありました。来年6月に『全国ツアー』!

kageki.hankyu.co.jp

日程が2021年6月1日(火)~6月15日(火)となっているところがミソですが(たったの2週間)、今のこの先が見えない時期に半年後といえど『全国ツアー』です。驚きました。

しかし『炎のボレロ』で凱旋できなかった彩風さんの地元にどうしてもツアーをという思いがあるのならば、この冒険も予定調和なのかもしれません。

 

さて、私は申し訳ないことに、彩風さんの言動の詳細をあまり存じ上げないのですが、彩風さんはこの2作品あるいは1作品に思い入れがあられるのでしょうか。イメージとしては彩輝直さんファンなので、彩輝さんの作品をご所望されたのかとも考えましたが、・・・少ないですし。

だいたい外部の再演公演には(トップさんの特権?として)折り合いがつけばお好きな作品を歌劇団がご用意されますよね。だから彩風さんもきっとお好きなんだろうなとか思った次第です。

私はこの両作品が大大大好きです。幼心に衝撃を受けたのが大浦みずきさんと剣幸さん。 もちろん大劇場で前のめりになった作品達です。何度も通って観劇してました!

ヴェネチアの紋章』で未沙のえるさんがされたアンドレア・グリッティ元首が発した「喝采されて登場するより、退場した後惜しまれる元首でありたい」という台詞に大いに感銘を受け、今現在に至るまでそれは私の心に刻まれています。古今東西全てにおいて通ずるこの言葉。宝塚においては後半部分の台詞(「退場した後惜しまれる」)を退団発表されたトップさんやスターさんに心の中で捧げている言葉です。そう、今ならば華優希さんに捧げています。くすん。

実は今年の1月の柚香光さんの『DANCE OLYMPIA』をブルーレイで拝見したとき、「このお二人で『ヴェネチアの紋章』を観てみたい!『ジャンクション24』か『ザ・フラッシュ!』を観たい!」と強く思っていたのでした。予定的には『アウグストゥス』と次の大劇場の間にそれこそ全国ツアー予定(無理だと思うので外部で)再演とか脳内妄想していました。はなちゃん退団発表の衝撃でそれも夢と儚く散ったのでした。

『ジタン・デ・ジタン』も大好きですがあえてこの二つのショーで。小原先生の娘役さんの扱いが大好き。

最初のアキレウス(柚香さん)がブリーセーイス(はなちゃん)に「ブリーセーイス、我が最愛の人」という台詞と場面がどうしてもアルヴィーゼとリヴィアのイメージでして。ブリーセーイスの白いドレスの姿が美しく、「♪白い蝶のよぉぉぉぉぉだぁ~♪」(私の中ではこうなんです大浦さま)が脳内を駆け巡りまして・・・。そしてとどめは二幕のTAKARAZUKAコーナーでの『ジャンクション24』の主題歌。もう観たくなるってものですよ。『ザ・フラッシュ!』は柚香さんが「シルクハットにケーンのショーがやりたい」とどこかでおっしゃっていたのでイメージ。

このお二人ならば大人っぽい容姿も堪え忍ぶ愛も情熱的に見つめ合うモレッカもお似合いだし、男役祭り(貴族のはぐれもの)ができる花組だし。アルヴィーゼは桜木みなとさん主演『荘麗帝』のアルヴィーゼと同一人物なので同期つながりとか・・・もう訳わかりませんね。塩野七生先生のこの作品で史実を調べまくった過去も懐かしい。

話が逸れまくりました。

朝月希和さんのリヴィアもきっとお似合いだと思います。彩風さんは黒髪長髪ストレートにされるのでしょうか。どきどき。彩凪翔さまが在団ならば金髪マルコのお役がとてもお似合いだったことでしょう。どなたがされるのでしょうね。


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