瀬戸かずやさんの『マスカレード・ホテル』
今年1月にドラマシティと日本青年館で公演された作品。運良くドラマシティ公演を観させていただいていましたが、今回SKY STAGEで放送されたこの公演を改めて拝見いたしました。
私は「舞台全体が観たい」派でして、どこのお席でもオペラグラスを使うのを我慢の子で舞台を観劇 いたします。(だいたい一度しか観劇できませんので・・・)なので映像で見ると「あ~こんなに良いお顔をされていらっしゃったんだなぁ~」とか下級生のお子達の頑張りとかがよくわかって本当に良いですね。
『マスカレード・ホテル』は舞台の前に木村拓哉さん主演の映像を見ていましたので、謎解きはそちらで理解済みの為、舞台ではひたすら瀬戸さん朝月希和ちゃんなどなど人物をメインに楽しませていただいていました。中でも特に楽しみにしていたのが・・・高翔みず希組長!ご挨拶や稽古場情報等で拝見する限り、あの柔和でお優しそうな高翔組長が、ねたみそねみひがみ全開の栗原健治役!もうどのような演技を拝見できるかとわくわくしながらドラマシティへ向かったことを覚えています。(『花より男子』も面白かったですし!)そして期待以上のお役で本当に楽しかったです。それを改めて映像で拝見すると、もう素晴らしすぎてちょっとニヤつきながら見ていた自分がいました。
飛龍つかさくんのポチっぷりも可愛かったし、和海しょうさんはかっこいいし、帆純まひろくんは本当に優しそうだし(あんなベルボーイさんにお世話されたい!)、咲乃深音ちゃんは可愛いし。侑輝大弥くんは美味しいお役でしたね。お顔立ちがはっきりされてらっしゃるから遠くの客席からでもバッチリわかりますし。今後が本当に楽しみな男役さんです。ここには書き切れませんが、少人数の外箱作品は下級生達皆さんの活躍があって、本当に必要な機会です。うん。
なによりやはり助演女優賞は音くり寿ちゃんでしたね!あの怪演!お歌!素晴らしい!瀬戸さんの「悪魔の声に心を奪われるなっ!」の場面は涙を誘いました。・・・体格差にちょっぴり萌え。
実は東野圭吾先生の原作を存じ上げないまま両方を見たのですが、映画は映画、宝塚は宝塚で切り離して観る事ができました。私は宝塚版、良かったと思います。リアルは映画にお任せして、宝塚はやっぱりコレでいいんだと思っています。山岸尚美さん(ひらめちゃん)が最後に長倉麻貴(くり寿ちゃん)にお辞儀をしたことが私にはとても良かったですし、とても納得できました。最後のロマンスも。ひらめちゃん可愛かったです。大人の女性がお似合いになりましたよね、本当に。『風の次郎吉』の印象が強く残っていたので(笑)。
ちなみに瀬戸さんはどこを切り取っても格好良かったです。
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